潮干狩り コツ7選|時期・時間帯や掘り方、服装・道具・持ち物など

レジャー

はじめに

春から初夏にかけて楽しめる潮干狩り。家族や友人と一緒に出かけて、自然の中で貝を探すのはとても楽しいレジャーです。中でも人気なのがハマグリ。しかし、何の知識もなく行ってしまうと「全然採れなかった……」ということにも。この記事では、初心者でもしっかり成果が出せる“潮干狩りのコツ”を7つに絞って解説します!


潮干狩りのコツ7選|これを知っていれば成果が変わる!

潮干狩りのコツ (1) 潮見表をチェック!干潮の1〜2時間前がゴールデンタイム

潮干狩りに行く日を選ぶときは「潮見表」のチェックが必須。中でも「大潮」「中潮」の日が狙い目です。

一般的に採りやすいのは干潮を中心に前後2時間のあいだですが、 なかでもベストな時間帯は干潮の1〜2時間前。潮が引いていくタイミングで新しい干潟が現れ、他の人がまだ入っていない“掘りどきスポット”を先取りできます。

また、「大潮が連続する日」を狙うのもポイント。たとえば3日連続で大潮が続く場合、1日目や2日目は干潟がしっかり広がり、貝もよく動きます。ただし3日目になると、干潮の時刻が遅くなったり、潮位の変化がやや小さくなる傾向があり、人の掘り跡も多くなります。狙うなら連続大潮の初日〜2日目が特におすすめです。

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潮見表をチェックするポイントは以下の3つ:

  • 干潮時刻:その前後2時間を狙おう
  • 潮位の変化:潮位が大きく変化するほど干潟が広がる
  • 潮の種類:「大潮」や「中潮」が理想

潮干狩りのコツ (2) 潮干狩りに適した“場所”を選ぶ(ハマグリがいるゾーン)

ハマグリは、潮が引いて現れたばかりの干潟の中ほど〜海側の湿った砂地に多く潜んでいます。干潟とは、潮が引いたときだけ姿を現す砂浜のことで、普段は海水に沈んでいる場所です。波が完全にかかっている場所でもなく、乾いてしまった場所でもない、「まだ少し湿っていて柔らかい砂地」が狙い目。波の影響が少なく、砂も柔らかいため、ハマグリが生息しやすい環境です。川の流れ込みや、潮が当たりやすい場所もチェックしましょう。

潮干狩りのコツ (3) 必須アイテムとおすすめ道具(熊手・網・バケツなど)

潮干狩りの基本装備は「熊手」「網(またはバケツ)」「手袋」「長靴またはマリンシューズ」。熊手は貝を傷つけないように先が丸くなったものがおすすめ。網やバケツには砂抜き用の海水も入れておくと帰宅後もラクです。

潮干狩りのコツ (4) 掘る深さとコツ|力任せNG!ハマグリが逃げない掘り方

ハマグリが潜んでいるのは砂の5〜10cmほどの深さ。力を入れすぎると貝を傷つけるので、優しく、少しずつ熊手で掘っていきましょう。ヒットしたときの感触を覚えるのも上達のコツです。

潮干狩りのコツ (5) 泡・穴・砂の状態を見逃すな!自然のサインを読む

ハマグリは砂の中で呼吸しているため、表面に泡がポコポコと浮かぶことがあります。また、砂の表面に小さな穴があいているのも、生きた貝が潜んでいるサインです。そんな場所は高確率で貝がいます。何も考えずに掘るより、目を凝らして「変化のある場所」を見つけましょう。

潮干狩りのコツ (6) 潮が引くタイミングで“先回り”する

潮が引いていくにつれて、次々と新しい干潟が現れます。他の人がまだ入っていないエリアを狙って、どんどん“先回り”するのが上級者の戦法です。

特に干潮のピーク直前は、潮が最も引いた状態になるため、これまで海水に覆われていたエリアが一気に現れます。こうした場所はまだ誰も掘っておらず、ハマグリがそのまま残っている可能性が高いのです。掘られた後の場所より、手つかずの新エリアを狙う方が効率が良く、成果も出やすくなります。

潮干狩りのコツ (7) 安全&マナーを守って楽しく採る(サイズ・漁業権など)

地域によっては潮干狩りに漁業権が設定されている場所もあるため、ルールを事前に確認しましょう。また、採っていいサイズの規定や持ち帰り制限、道具の制限がある場合も。自然を守りながら楽しむのが大切です。


潮干狩りに行くなら|時期・服装・道具や持ち物もチェック!

潮干狩りの時期(ベストシーズン)

潮干狩りは3月〜6月頃がシーズン。特にハマグリを狙うなら、4月〜5月の大潮前後が最もおすすめです。

服装のポイント

  • 動きやすく、濡れてもいい服(ラッシュガード・Tシャツ+短パンなど)
  • 日焼け対策として帽子・長袖・UVカットの上着
  • 足元はマリンシューズまたは脱げにくいサンダル
  • 春先は風が冷たい日もあるのでウィンドブレーカーがあると安心

持ち物チェックリスト

【道具類】

  • 熊手(先が丸いもの)
  • バケツ or 網袋(貝を入れる)
  • クーラーボックス(持ち帰り用)
  • ペットボトル(砂抜き用の海水を持ち帰る)

【そのほか便利な持ち物】

  • タオル・着替え・レジャーシート
  • 飲み物・軽食
  • 日焼け止め・ゴミ袋・ウェットティッシュ

【裏技】よく採れるスポットの見つけ方

  • 他の人の動きを観察する:人が集まっている場所は実績あり
  • ちょっとずらす「サイド掘り」:掘られた跡のすぐ横も意外と残っている
  • 前日や朝イチの潮目をチェック:前日に潮が引いていた場所は狙い目

まとめ|ちょっとしたコツで潮干狩りの成果は劇的に変わる!

潮干狩りは、ちょっとした知識と準備だけで採れる量がグッと変わります。今回紹介した7つのコツを実践すれば、初心者でもしっかり成果が出せるはず。マナーと安全を守りつつ、春〜初夏のアウトドアを満喫しましょう!

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